天照大神の姫巫女〜9条と靖国と世界平和〜

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核先制不使用 因果応報

お久しぶりです、姫巫女です。
広島・長崎に核が落ち、大混乱の最中71年前に裕仁おひいさまが降伏詔書を読んだ8月15日も、私には普通の一日のように穏やかに過ぎていきました。【8月15日】1945年 - 第二次世界大戦: 正午、昭和天皇が「戦争終結詔書」を読み上げる玉音放送により、ポツダム宣言受諾・連合国への降伏が日本国民に伝えられる(日本の終戦の日)。

まるで、神話のようではないか⁇
そして、台風が近づいている今日こんな記事を読みました。

<安倍首相>核先制不使用、米司令官に反対伝える 米紙報道
【ワシントン会川晴之】米ワシントン・ポスト紙は15日、オバマ政権が導入の是非を検討している核兵器の先制不使用政策について、安倍晋三首相がハリス米太平洋軍司令官に「北朝鮮に対する抑止力が弱体化する」として、反対の意向を伝えたと報じた。同紙は日本のほか、韓国や英仏など欧州の同盟国も強い懸念を示していると伝えている。

 「核兵器のない世界」の実現を訴えるオバマ政権は、任期満了まで残り5カ月となる中、新たな核政策を打ち出すため、国内外で意見調整をしている。米メディアによると、核実験全面禁止や核兵器予算削減など複数の政策案を検討中とされる。核兵器を先制攻撃に使わないと宣言する「先制不使用」もその一つだが、ケリー国務長官ら複数の閣僚が反対していると報道されている。同盟国も反対や懸念を示していることが明らかになり、導入が難しくなる可能性がある。

 同紙は複数の米政府高官の話として、ハリス氏と会談した際、安倍首相は米国が「先制不使用」政策を採用すれば、今年1月に4度目の核実験を実施するなど核兵器開発を強行する北朝鮮に対する核抑止力に影響が出ると反対の考えを述べたという。同紙は、二人の会談の日時は触れていないが、外務省発表によると、ハリス氏は7月26日午後、首相官邸で安倍首相と約25分間会談し、北朝鮮情勢をはじめとする地域情勢などについて意見交換している。

 日本政府は、日本の安全保障の根幹は日米安保条約であり、核抑止力を含む拡大抑止力(核の傘)に依存しているとの考えを米国に重ねて伝えている。先制不使用政策が導入されれば、「核の傘」にほころびが出ると懸念する声がある。

 2010年には当時の民主党政権が、米国が配備している核トマホーク(巡航)ミサイルの退役を検討していることについて、日本に対する拡大抑止に影響が出るのかどうかを問う書簡を、岡田克也外相がクリントン国務長官(いずれも当時)などに対して送ったと公表している。核軍縮を目指す核専門家からは「核兵器の廃絶を目指す日本が、皮肉なことにオバマ政権が掲げる『核兵器のない世界』の実現を阻んでいる」という指摘も出ている。

 【ことば】核兵器の先制不使用

 核保有国が、他国から核攻撃を受ける前に先に核兵器を使わないこと。核兵器の役割を他国からの核攻撃脅威を抑止することに限定する。核兵器を使用するハードルが高くなり、核軍縮への理念的な一歩と見なされる。すべての国が対象だが、核保有国同士の約束の側面が強い。核拡散防止条約(NPT)で核兵器保有が認められている米、露、英、仏、中国の5カ国の中では現在、中国のみが先制不使用を宣言している。

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世界で唯一の核兵器被爆国とされ、「核兵器をもたず、つくらず、もちこませず」という三つの原則からなる、日本の国是に相反して、安倍首相はオバマ氏の核廃絶への第一歩に「待った」をかけたそうである。理由は、北朝鮮への抑止にほころびが出るから、だそうだ。では、このまま持ち続けてどんなメリットがあるのだろうか?と、私は思う。はっきり言って、怖いのは北朝鮮みたいな小さな国ではない。よほど、日本やアメリカの方が怖いに違いない。朝鮮半島があんな風になってしまったのも、第二次大戦からの流れだろう。皆が恐れ、憎悪するのは巨大な欧米の軍事産業の構造であり、アメリカの核なのだ。イスラム圏の人々には「資本主義は悪魔だ‼」と言う人もいるのである。金儲けの為に他国で小さな核爆弾をポロポロ落としているからだろう。

だから、それを取り除いてみたら、どうだろう?

核による、人類のアレルギー、アナフィラキシーショックが軽くならないだろうか?人類は増えすぎた。その中で核爆弾をいっぱい掲げ、恐怖に右往左往しながら阿鼻叫喚しているのだ。これは、哀れである。

そして、安倍首相の、やはりと言うか祖父・岸信介元首相のご教育の賜物と言うのか。日本に軍隊を造るのが祖父の代からの悲願であると仰せなので、内閣総理大臣という今の立場に少しのぼせていらっしゃるのではないかと思う次第だ。子供の頃に敗戦を迎え帝国主義思想が強い時代に幼少期を過ごした今の80代は「日本軍」再構にさほど抵抗は無いだろう。せっせと賛成票を投じている。それ以下の世代は、先祖が築いた71年間の平和とバブル景気の名残にあぐらをかいてすっかり平和ボケし、主義主張も無く、選挙にはまるで関心が無いのだ。多分、自分達は軍隊には呼ばれないが、子供や孫は行く事になるかも知れない。無関心の仇(あだ)である。



古臭い、何が軍隊だ、戦争だ、と安易に考えていると大間違いである。

昭和天皇は降伏詔書を読んだ。

日米安保は生きている。

集団的自衛権もだ。

そして、岸信介の孫は「日本に軍隊を(再び)造るのが祖父の代からの悲願である」と明言し、核廃絶に待ったをかけた。

選挙に行くのはほぼ高齢者の国民の3割である。

無関心が仇(あだ)となりませんように。

恒久平和の為であった先祖の名誉の戦死に傷をつけられませんように。

南無阿弥陀、南無阿弥陀