天照大神の姫巫女〜9条と靖国と世界平和〜

天照大神である姫様とその媒体である素人巫女のブログ

長崎での国連事務総長の演説(和訳)を載せます

度重なる災害が日本を襲う中、長崎で平和祈念式典が行われました。
オバマ米大統領の広島訪問の時もそうでしたが、皆核兵器は悲惨な物だと知っているのに無くす事が叶わないというジレンマに陥ってしまっている。それどころか核兵器に遣うお金が過去最高であると、グテーレス国連事務総長の懸念が滲み出ているような演説ではないでしょうか?そして、被爆国である日本に希望を見出している気もします。
オバマ大統領の広島演説の言葉をお借りするならば、「真に護るべきものは人々の何気ない日常である。」それを思うあまりあのような「愛」とならざる核兵器の近代化をこぞって進めているのであろうか?「愛」である者同士が何から身を守るというのか?

それより核兵器の話しをすると、取り分け惨く(むごく)して亡くなった幾万の無辜(むこ)なる戦死者が、今ある平和を築く礎となってしまった(ならざるを得なかった)事実を私が思う時、姫様は滂沱し私の目からは涙が大量に溢れて胸が締め付けられるのです。

「何故じゃ」
と、
「憐れでならぬ。」
と仰せになって涙を流されるのです。
そして、
「妾(わらわ)のせいじゃ」
と言われ
天照大神
「二度とあってはならぬ」
と仰せになるのです。


国際連合広報センターのHPより、和訳のものを拝借しました。最初と最後は日本語で仰っています。


長崎平和祈念式典に寄せる国連事務総長演説
(長崎、2018年8月9日)

「長崎の皆様、こんにちは。」
「皆様にお目にかかれて、光栄です。」

本日、この平和式典において、ご参列の皆様とともに、1945年8月9日に、ここ長崎で原子爆弾の攻撃で亡くなられたすべての方々の御霊に謹んで哀悼の意を捧げられることを光栄に思います。
今日ここにご参列の皆様、ならびに原爆のすべての犠牲者と生存者の皆様に対し、最も深い尊敬の念を表明します。
ここ長崎を訪問できましたことは、私自身にとっても大変な喜びです。5世紀近くにわたり、私の国、ポルトガルは、この街と深い政治的、文化的、宗教的なつながりがあります。
しかし、長崎は、長い魅力的な歴史を持つ国際都市というだけではありません。より安全で安定した世界を希求する世界のすべて人にとっての、インスピレーションでもあります。
この皆さま方の街は、強さと希望の光であり、人々の不屈の精神の象徴です。
爆発の直後、そしてその後何年、何十年にもわたって十数万もの人々の命を奪い、人身を傷つけてきた原爆も、あなたがたの精神を打ち砕くことはできませんでした。
広島と長崎の原爆を生き延びた被爆者の方々は、ここ日本のみならず、世界中で、平和と軍縮の指導者となってきました。彼らが体現しているのは、破壊された都市ではなく、彼らが築こうとしている平和な世界です。
原爆という大惨事の焼け跡から、被爆者の方は人類全体のために自らの声を上げてくれました。私たちは、その声に耳を傾けなければなりません。
決して広島の悲劇を繰り返してはなりません。長崎の悲劇を繰り返してはなりません。一人たりとも新たな被爆者を出してはなりません。
ご来賓の方々、ご列席の皆様、児童・生徒の皆さん
悲しいことに、被爆から73年経った今も、私たちは核戦争の恐怖とともに生きています。ここ日本を含め何百万人もの人々が、想像もできない殺戮の恐怖の影の下で生きています。
保有国は、核兵器の近代化に巨額の資金をつぎ込んでいます。2017年には、1兆7000億ドル以上のお金が、武器や軍隊のために使われました。これは冷戦終了後、最高の水準です。世界中の人道援助に必要な金額のおよそ80倍にあたります。
その一方で、核軍縮プロセスが失速し、ほぼ停止しています。
多くの国が、昨年、核兵器禁止条約を採択したことで、これに対する不満を示しました。
また、核兵器以外にも、日々、人々を執拗に殺傷する様々な兵器の危険も認識せねばなりません。
化学兵器生物兵器などの大量破壊兵器や、サイバー戦争のために開発されている兵器は、深刻な脅威を呈しています。
そして、通常兵器で戦われる紛争は、ますます長期化し、一般市民への被害はより大きくなっています。
あらゆる種類の兵器について緊急に軍縮を進める必要性がありますが、特に核兵器軍縮はもっとも重要で緊急の課題です。
このような背景の下、今年5月に私はグローバルな軍縮イニシアティブを発表しました。
軍縮は、国際平和と安全保障を維持するための原動力です。国家の安全保障を確保するための手段です。軍縮は、人道的原則を堅持し、持続可能な開発を促進し、市民を保護するのを助けます。
私の軍縮アジェンダは、核兵器による人類滅亡のリスクを減らし、あらゆる紛争を予防し、武器の拡散や使用が一般市民にもたらす苦痛を削減するために、現在の世界で実現可能な様々な具体的な行動を打ち出すものです。
このアジェンダは、核兵器が、世界の安全保障、国家の安全保障、そして人間の安全保障の基盤を損なうことを明らかにしています。核兵器の完全廃絶は、国連の最も重要な軍縮の優先課題なのです。
ここ長崎で、私は、すべての国に対し、核軍縮に全力でとり組み、緊急の問題として目に見える進歩を遂げるよう呼びかけます。核保有国には、核軍縮をリードする特別の責任があります。
長崎と広島から、私たちは、日々平和を第一に考え、紛争の予防と解決、和解と対話に努力し、そして紛争と暴力の根源に取り組む必要性を、今一度思い出そうではありませんか。
平和とは、抽象的な概念ではなく、偶然に実現するものでもありません。平和は人々が日々具体的に感じるものであり、努力と連帯、思いやりや尊敬によって築かれるものです。
原爆の恐怖を繰り返し想起することから、私たちは、お互いの間の分かちがたい責任の絆をより深く理解することができます。
私たちみんなで、この長崎を核兵器による惨害で苦しんだ地球最後の場所にするよう決意しましょう。
その目的のため、私は、皆さま方と共に全力を尽くしてまいります。

「ありがとうございます。」

国際連合事務総長
アントニオ・グテーレス

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あのようなむごいことがあろうか?
わらわはあわれでならぬ

そう仰せになって姫様は現代の世にご降臨され、私(姫様は姫巫女とお呼びになる)の身を借りて英霊の無念を果たされるのです。
そして、

「愛しているのだよ?」
と、

「妾は愛しているのだよ。」
と仰せになるのです。

愛している、ただそれだけで良い。
愛している、その繰り返しで良いのです。

核が堕ちて何が起きたのか?
英霊の無念を受けて姫様はご降臨され、只の一市民である私と共に存在している。(しかし、現代社会では精神障害者になってしまった。)

日本人は日本国憲法9条を掲げて人類恒久平和を築く使命を帯びたのである。

しかし、その自覚は無い。
私にはそれは不徳の致すところである。