眠れない夜に~『三宝和讃』を知る
私は反省したい事があると天照大神の気に入った画像をスマホに写し出し、お香を上げて南無阿弥陀と手を合わせるのですが、これが不思議と心が落ち着きます。姫様も「相応しい行いじゃ、ひめみこ。」と応じて下さいます。そして「わらわは愛しているのだよ」と言って下さるのです。
今日もちょっと失敗をやらかして自己嫌悪に陥り、姫様に手を合わせました。気持ちはすっきりしたのですが、香のせいか目が冴えて眠れません。睡眠薬も飲んだのになかなか効かず、「そうだ、こういう時は高野山の読経をスマホで流せば良いのだ。」と思い付いて検索してみました。それで、『三宝和讃』なる詠唱を知ったのです。
ウィキペディアの「和讃」にはこうあります。
『和讃』
和讃(わさん)は、仏・菩薩、祖師・先人の徳、経典・教義などに対して和語を用いてほめたたえる讃歌である。
日本語で歌われる仏の賛歌なんですね。
僧達の美声に聴き入ってしまいました。
三宝和讃 平安仏教の響き 歌詞
一
いとも尊きみ仏を 未来の際(はて)の尽くるまで
南無帰依仏とおろがまん 心の闇を照らしませ
二
気高く清き法(のり)の道 未来の際の尽くるまで
南無帰依法と唱えては 四妙法宝守ります
三
聖僧(ひじり)に頼るものは皆 未来の際の尽くるまで
南無帰依僧とあがめます 悟りの道を伝えませ
『観音大慈』
寂光無為の都より
苦海の我等をたすけん
五濁悪世に示現して
慈愛のみ手をのべ給う
衆生の願いそのままに
この世未来の二世かけて
すくわせ給うぞ有り難や
施無畏のみ手にすがるべし
南無大慈観世音