天照大神の姫巫女〜9条と靖国と世界平和〜

天照大神である姫様とその媒体である素人巫女のブログ

広島・山口へのツアーへ参加

物事には順序が有るのです。
自発的にではなく、いつものように運命に導かれて広島・山口へ行って参りました。
普通のツアー旅行でしたが、行く前から私には何とも言えない複雑な想いがして、それこそ広島の街中で姫様が現れたらどうしようとか、山口でキレたらどうしようとか変な事ばかり考えていましたがとても内容の濃い良い旅行となりました。全部は載せきれないのですがこのブログに関連した場所、思いを主に記します。

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広島平和記念公園は宗派・宗教は問わない場所であり核廃絶と世界平和の為の祈りと鎮魂の場でありました。
実際に訪れてみて感じたのは静かな悲しみに満ちた場所、静謐(せいひつ)で神秘的とも言えるような空気を感じる場所。神秘的というのは、ここまで『世界平和』を考えさせられる場所は他に無いだろうという思いからです。

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在りし日の広島県産業奨励館
原子爆弾はこの建物の南東160メートルの上空約600メートルでさく裂したため、建物は大破・全焼して館内にいた全員が即死しました。」


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ドームの南東側の損傷が激しく、遠くから見ても原爆の凄まじさが伝わって来る思いでした。既に古くて傷んだ建物である為、崩れないように内部の補修はあるものの台風や地震などで倒壊も懸念される現在の「原爆ドーム」は負の世界遺産でもあります。




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原爆の子の像(被爆による白血病で亡くなった佐々木禎子ちゃんの像)
世界中の戦争・紛争・核兵器で犠牲になる(なった)子供達、御霊に手を合わせました。

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碑文より
「これはぼくらの叫びです。これは私たちの祈りです。世界に平和をきずくための」

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私達よりも未来を生きる筈の現在は白紙である子供達は叫んでいる、皆祈っている、世界から戦争が核兵器が無くなるように、と。


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平和の灯(原爆の火)
あの惨劇の日に広島を覆い尽くした原爆の残り火がここで今も燃え続けていました。この世界から核兵器が無くなった時に消されるそうです。


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原爆供養塔
※画像はあまりにも悲しくて自分では撮れなかった為web上から拝借致しました。

記録によればその時の広島はまさにこの世の地獄絵図と化し凄まじい熱線で灰になった都市は死屍累々としていたのだ。最早身元不明、誰が誰だかも分からない状況であり一家殲滅も重々にして有り得た中で無縁仏になってしまった幾多の遺体を焼いた後の遺骨を納めてある供養塔である。

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ガイドさんの話しでは古来からの日本の古墳をモチーフとした設計で、ハッとしたのは両側には天照大神の天の岩戸隠れの神話の際にアメノウズメが両手に持ち踊ったという招霊の木(オガタマノキ)が植樹されていた事です。私はこれを聞いた時は全く他人事とは思えず、一瞬で肉体を焼かれた人々(遺骨すら無い)、肉体が放射能で焼かれ溶け苦悶の果てに亡くなった人々、判別がつかない程の損傷・苦しみ・怒り・悲しみ・痛み・・・。

赤十字の記録では
最早、手の施しようが無いような状態の人々が病院の前に無数に横たわっており、ガラス片が刺さって大火傷を負った子供達は「お母さん、お母さん」とだけ言う。
「水~、水~」と手が溶けたり肉体を構成する細胞から破壊された瀕死の人々が水を求めて無い手を伸ばして横たわっている。
治療する医師すら被爆し火傷を負っている。

筆舌に尽くしがたい惨状を捉えた写真パネル、被爆者が描いた絵画、焼け残った当時の遺品、亡くなった人の着ていた衣服なども見学しました。

が、そういう有り得ない亡くなり方をして身元不明になってしまった方々の遺骨が納められている場所に「天照大神」をイメージさせる樹木が植えられているという事は“私にとっては”ですが、少しだけ救いとなりました。何故かと言えば、今こうして姫様が私と共に在わしむごくして亡くなった人々の御霊を慰めるべく広島に行き手を合わせ今も漂う静謐な悲しみを私が感じたからです。そして今、全世界にその事をブログに載せて発信している。(このブログは読む者は読み、読まない者は一生何も知らずに終わる。)

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広島へのツアー旅行に一般人が参加しただけでは?いささか大袈裟であると私も思いますが、ここを訪れた意味は本当に深かったのです。恐れおののいて自発的には絶対に行かないであろう場所でしたので。

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錦帯橋
山口県では出身のガイドさんから明治維新に関わった偉人の話しをお腹いっぱい聞き、改めて日本の歴史について考えさせられました。そして最近、薩長同盟に少し疑問を感じていた私の固定観念を柔らかくして頂きました。

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そして、現代の学校教育にも影響を与えているという吉田松陰の投獄にまつわるエピソードには涙を禁じ得ませんでした。

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姫様は私がツアーに参加した事をお喜びになったようです。

今姫様にお尋ねしてみれば、
とても穏やかに申されました。

『あのような』

と。


あのようなむごいことがあろうか

あのような

あってはならぬ

むごいこと

あわれでならぬ


あのちかいは


まことであるな?


あってはならぬ


あってはならぬのじゃ


と仰せです。

あの誓い、
あの時人類は気付いただろうか?
自らは「愛」である、と。

あってはならぬ、
二度とあってはならぬのです。

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