天照大神の姫巫女〜9条と靖国と世界平和〜

天照大神である姫様とその媒体である素人巫女のブログ

輝き

2019年10月22日に令和天皇の即位礼があり、そのお言葉の中に「憲法にのっとり」という一説がありました。


【則る】とは、

のっ と・る 【則▽る・法▽る】

〔「のりとる(則)」の転〕

手本として従う。規準・規範とする。 「法律に-・る」 「先例に-・る」 「三后の道に-・つて行はうとて/毛詩抄 16」(weblio辞書より)


その前で万歳三唱する安倍晋三首相。私にはその時陛下が小首を傾げられたようにも見えました。


「分かってるのかなぁ、コイツ。」


いや、上記の一言は私の感想です。陛下のお言葉は以下の通り。



即位礼正殿の儀の天皇陛下のおことば(令和元年10月22日)


さきに,日本国憲法及び皇室典範特例法の定めるところにより皇位を継承いたしました。ここに「即位礼正殿の儀」を行い,即位を内外に宣明いたします。

上皇陛下が三十年以上にわたる御在位の間,常に国民の幸せと世界の平和を願われ,いかなる時も国民と苦楽を共にされながら,その御(み)心を御自身のお姿でお示しになってきたことに,改めて深く思いを致し,ここに,国民の幸せと世界の平和を常に願い,国民に寄り添いながら,憲法にのっとり,日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たすことを誓います。

国民の叡智(えいち)とたゆみない努力によって,我が国が一層の発展を遂げ,国際社会の友好と平和,人類の福祉と繁栄に寄与することを切に希望いたします。


Addresses by His Majesty the Emperor (October 22, 2019)


Having previously succeeded to the Imperial Throne in accordance with the Constitution of Japan and the Special Measures Law on the Imperial House Law, I now perform the Ceremony of Enthronement at the Seiden State Hall and proclaim my enthronement to those at home and abroad.

I deeply reflect anew that for more than 30 years on the Throne, His Majesty the Emperor Emeritus constantly prayed for the happiness of the people and world peace, always sharing in the joys and sorrows of the people, and showing compassion through his own bearing. I pledge hereby that I shall act according to the Constitution and fulfill my responsibility as the symbol of the State and of the unity of the people of Japan, while always wishing for the happiness of the people and the peace of the world, turning my thoughts to the people and standing by them.

I sincerely hope that our country, through our people’s wisdom and unceasing efforts, achieves further development and contributes to the friendship and peace of the international community and the welfare and prosperity of humankind.



宮内庁のHPに英訳もあったので、そのままコピペしました。


関係ないけど、最近、今生って蜃気楼のように儚いものだなぁ、と思うようになりました。


どんなに堅固な都市を創り出す人間だって、地震カミナリ火事オヤジの前にはひとたまりもない。(否、オヤジ達は最近どうなんだ。)


私もそうだけど、人生って一寸先は闇、七転八倒、七転び八起き、


人生、楽あれば苦あり。

水戸黄門の歌が聞こえてきそう。


ある日、テレビの録画で観たのですが海外で海難事故の為に片足を失くした女性の話しがありました。その事故で女性は大切な異性の親友まで亡くしてしまい、自分は奇跡的に命が助かったものの目覚めてから深い喪失感と悲しみに襲われました。しかし彼女は亡くした親友の為に立ち上がり、義足を着けて訓練し、サッカーの試合に出たりさらに鍛錬を重ねてサーフィンで金メダルを獲得するまでになりました。そして今の夢はサーフィンがパラリンピック種目となって出場する事だと語っていました。そして、こう語りかけていました。


「私はどんなにハンディがある人でも、ポジティブに努力する人を応援するわ!」


何という清廉な強さ、若さ、輝きだろう!!

私は姫様を恐れ多くも「ハンディ」と思った事は無いが、自分のブログを読み返せば、ウジウジグジグジと、湿っぽい昔話しを周囲に晒している。


私もその女性のように輝きを自らの中に取り戻せるだろうか?


今生が蜃気楼のように思えるこの日々を抜け出して、正々堂々と生きていけるようになるだろうか?


否、今はもう何も考えない方が良いだろう。


もう、寝よう。

富山県魚津市の蜃気楼(船の反転)


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