妾から話しがある、
と、申せ
姫巫女。
あのような、如何許りかせむとす
折り入っての話しではないが
あのような、
あのような、じゃ
妾には
あのような
有るまじきこと
面白げに有るまじき
行いとして
あのような、
有るまじきことじゃ
憐れでならぬ。
あまりにも
憐れである。
御心にて、
如何許りかせむ、
如何許りかせむとて
憐れでならぬ。
憐れじゃ
妾の元に
参りたいのならば、
嘘偽りなく
そのみもとにて
憐れでならぬ
如何許りかせむとす、
如何許りかせむとすじゃ。
妾は愛している、
死によって
救われるがよい。
そのみもとによって
憐れでならぬと
如何許りかせむとすとて、
妾は愛して
いるのだよ?
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