“
妾のみことば
書いて給れ?
こうじゃ、姫巫女
妾は
何はなくとも
愛してはいる
妾は
愛していると
書いて給れ?
こうじゃ姫巫女
愛しているという事は、
妾は
愛ゆえ
誠に
如何許りかせむとす
それゆえ
愛とは
愛とは
如何許りかせむとす、じゃ
"
姫様が仰せになる『如何許りかせむとす』とはどの様な意味だろう?と思ったら目には見えない者の返答があった。
如何許りかせむとす、とは姫様、
愛しているがゆえにどのようにしたらよいか?という事でございます。
と。
“
ゆえに妾は
愛しているのだよ?
どのようにかして
愛とは何か、を
知らしめたいものよのう。
"
天照大神は不変のアガペ(性的な意味を持たない)神の無償の愛を伝えて下さるが、受け止める側の人間にはなかなか伝わらないのかも知れない。下手をすると「この人自己陶酔してるよね。」とか「幻聴か。」とも言われかねない。だからいつまでも人間は不幸なのだろう。やはり憐れんで然るべしなのかも知れない。と、書くとかなり高飛車だろうか。