姫様が仰せになるのには、
この世が未だ存在する理由となったあの災厄、
つまり天照大神を祖神とし奉る
昭和天皇陛下を理由とし開戦した
そのあまりの惨さに
涙などとうに枯れ果てた私の目から滂沱されるにあたっては
「あのような憐れな事があろうか」
と苦しまれ、
その苦しみたるや胸引き裂かれんばかりの慟哭。
天照大神にそのような苦しみを与えた人類に、どのようにしてくれようかと問い奉らんとしたところ、
「まだ、あのような者(愚かしい戦争を繰り返し行おうとする者)が居る」
と仰せになり、
「今ここに天照大神が存在する事を教えて遣わせ。」
と私(姫巫女)の口から仰せになる。
私は子供の頃に天照大神のお姿を視た事があるし、のりうつられて精神病院に運び込まれている。障害者手帳はその証であるし、嘘偽りは無い。
信じる信じないはこれを読んだ者次第ではあるが、姫様は私と共に存在する。
この胸の痛み、苦しみ、
溢れ出す涙は姫様のもの。
愛している、と仰せになる姫様に対して
「嘘偽りだ」と天に唾する者は、
それ相応の報いがあるだろう。
この胸の痛み、この涙、
妾は忘れぬ。
画像は三十三間堂の阿修羅像
「阿修羅 天平の謎を追う」から拝借致しました。